2009年7月11日土曜日

「庭球」という言葉、はじめて聞いた

ひょんなことから、「庭球」という言葉を知りました。「テニス」のことです。恥ずかしながら、うん十年生きていて、初めて聞いた言葉です。

この「庭球」という言葉、比較的よく使われているようで、Yahoo! Japan で検索すると、「早稲田大学庭球部」「多摩市硬式庭球連盟」「一橋庭球倶楽部」などかなりヒットします。

しかし、「庭球」という言葉よりも、英語の tennnis をそのままカタカナにした「テニス」の方がよほど定着しています。先ほどの Yahoo! Japan の検索結果で言えば、「庭球」が約2,470,000件ヒットなのに対し、「テニス」は約103,000,000件で、検索結果に40倍もの差があります。

スポーツ名を漢字表記したものは「庭球」のほかにも、「蹴球」「排球」「籠球」「塁球」「送球」などがありますが、翻訳者の方には悪いですが、どれもあまり(あるいは全く)聞いたことがありません。「蹴球」「籠球」などは、読み方すら分かりませんし、「塁球」にいたっては、広辞苑クラスの大型国語辞典でも出ていないことがあります。英語をそのままカタカナにした「サッカー」「バレーボール」「バスケットボール」「ソフトボール」「ハンドボール」の方が、よほど通りがいいです。

しかし、「野球」「卓球」なら、定着しています。「ベースボール」とか、「ピンポン」「テーブルテニス」という言い方もしないこともないですが、漢字表記の方が定着しているのではないでしょうか。

定着した漢字表記と定着していないそれと、どうしてこのような差が出たのか、私には分かりません。

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