2009年6月28日日曜日

英字新聞読んでるの、ひけらかすな!

職場に Financial Times が置いてあるとか、そうしたハイソな環境で暮らす人には縁のない話かもしれませんが、人前で英字新聞を開くと、「や~だ、この人、ひけらかしている」「見せびらかしている」「イヤミなやつ」と不快感を与える場合があると聞きます。

私も以前は、ひきこもりデイケアで英字新聞を何度も持ち込んだことがあったのですが、この話を知ってからはやめました。実際はひけらかしなどが目的ではなく、いつでもどこでも英語の勉強ができるように持ち歩いていたにすぎないのですが、他の人はそうは思わないかもしれません。

そんな私ですが、英字新聞の取り扱いについて判断に迷う状況に直面したことがあります。会話の最中、英字新聞に書いてあったことを引き合いに出してああだこうだと話そうとしたのですが、こうした場合、例えば「Financial Times という新聞にこう書いてあったんだけど…」と出典を明示した方がよいのか、それとも「ある新聞にこう書いてあったんだけど…」と出典をぼかした方がよいのか、どちらがいいのかということです。前者だと、例によって「英字新聞読んでること、ひけらかしている」という悪印象を与えかねません。後者だと、出典が明らかでないので、果たしてこの人の言ってることは信用できるのだろうか等との疑念を生みかねません。

正解は、TPOにもよるでしょうが、多くの場合はおそらく後者で、「ある新聞って何?」などと聞かれれば(おそらく、滅多に聞かれることはないだろうと思います)、遠慮がちに FT が出典だと答えるとか、そうしたことをすればよいのではないかと思います。

うーん、考えすぎでしょうか。

2009年6月26日金曜日

TV英語講座の美人アシスタント

私が英語の勉強を再開するきっかけとなったものは、ほかにもあります。

その一つは、たまたま見ていたNHKテレビ英語講座の女性アシスタントです。このアシスタント、かなり綺麗な人だったので(すみません)、その美人アシスタントを目当てに英語講座を視聴するようになったのでした。それが高じて、本格的に英語を勉強するようになったというわけです。

ずいぶんと不純な学習動機ですが、自分を高めるためなら、こんな不純な動機付けでも、なんでも利用してしまえばいいと思っていたのでした。

もっとも、だからと言って、テレビ英語講座のアシスタントまたは講師には美人を揃えよ!などと主張するつもりはありません。

なお、そのテレビ英語講座、私は当時かなり気に入っていて、教科書を買ったのはもちろんのこと、わざわざ録画までしています(録画したものは、まだ家にあります)。美人アシスタントのみならず、番組のテーマが私好みでした。

ただ、その番組で疑問に感じたのは、美人アシスタントが短いスカートをはいていて、しかもテレビカメラが、これまた微妙な位置を映し続けていたことです。激しい視聴率競争にさらされている民放でもあるまいし(民放でも、こういうことはしないでもらいたいですが)、どうしてあのようなことをしていたのか、理解に苦しみます。ときどきスカートを隠している美人アシスタントが、気の毒に思えました。もっとも、彼女を目当てに番組を見ていた私が言っても、説得力はないかもしれませんが…。

2009年6月22日月曜日

「翻訳書出るのを待ってては遅い」

大学の教養課程を終え、しばらく英語の勉強をさぼっていた私が、英語の勉強を再開するときのきっかけの一つとなったのは、ある親戚(社会人)の一言でした。

「だいたい多くの分野では、日本よりもアメリカの方が進んでいて、アメリカで起ったことを日本が遅れて模倣している。ある分野で抜きん出るためには、他のライバルよりもいち早くアメリカの情報を入手しなくてはならない。そのためにも、英語をしっかり勉強して、洋書は原書のままで読めるようになるべき。翻訳書が出るのを待っていては遅い」

そんなにアメリカってすごいのだろうかという疑問も少し感じたのですが、いずれにせよ、翻訳書が出る前に情報をいち早く入手すると、英語が読めない人よりも一歩リードできるかもしれないとは思いました。

しかし今の英語力の私では、翻訳書が出る前に原書を買っても、英文を読むスピードが決定的に遅いですし、加えて、下手をすると積読をしてしまうこともあるので、原書を読み終えたときには邦訳書が発売される寸前だったとか、そうしたことが何度かありました。

いつしか、イギリスの経済紙 Financial Times が日本について社説で面白いことを述べていたので(電子版で確認)読んでいたところ、1~3日後にその社説を日本のメディアが大々的に報じたなんてことがありました。自分は日本で話題になる前から Financial Times の社説を読んでいたと、ある友人に自慢したのですが、この程度のこと、大した自慢にもならないような気もします。

なんにせよ、英語を読めると、今回のことも含めて、色々とベネフィットがあることは確かだろうと思います。もっとも、英語力を維持・向上させるために必要なコスト(時間とお金)も、ばかにならないのですが…。

2009年6月20日土曜日

和声と「インベンション」の試み

私が中学生の頃、授業でよくクラシック音楽を聴きました。

中でも最初(中1の春の頃)に聴いたのが、この曲です。

アントニオ・ビバルディ作曲 和声とインベンションの試み 第一集 「四季」より春

クラシックについてよく知らなかった私は、なんだか長ったらしいタイトルだなと思ったものです。タイトルの意味すらよく分からなかったのですが、試験対策のために、意味も分からないまま暗記したものです(中学生にもなると、定期試験で音楽の試験が課されます)。

「和声とインベンションの試み」という意味も、当時は深くは考えませんでした。ただ意味も分からず暗記しただけです。しかし、今なら「インベンション」の意味は分かります。invention でしょう(※ innovation ではありません)。ですので、「和声とインベンションの試み」を「和声と『創意』の試み」と言う人もいます。こちらの方が分かりやすいです。私が中1の頃も、「和声とインベンションの試み」などと教えずに、「和声と創意の試み」と教えてもらいたかったところです。ABCを習い始めたばかりの中1生に、「インベンション」と言っても分からないでしょうから。

ちなみに、ビバルディは、「春」だけでなく、「夏」「秋」「冬」も当然作曲しています。先日、私は全て聴いたのですが、「夏」に違和感を感じました。なんだか悲しいメロディーで…。夏というと、現代日本人の私には、もっと明るくて、開放的なイメージがあるのですが。

2009年6月11日木曜日

Raining animals: 空からオタマジャクシが降ってきた

石川県で、空からオタマジャクシや魚が降ってきたのではないかと、話題になっているようです。この石川県の珍現象、海外の新聞も報じており、私が確認した限り、イギリスの新聞 The Daily Telegraph にも "Sky 'rains tadpoles' over Japan" というタイトルで報じられています(電子版で確認;tadpole はオタマジャクシのこと)。

ウェブサイトなど、様々な情報源を通して調べてみると、このような現象は昔から世界各地で報告されているそうで、「ファフロッキーズ(ファフロツキーズ)現象」という名前までついているそうです。

この「ファフロッキーズ」とは、いったい何語なのだろうと思って調べたところ、なんと英語でした。"falls from the skies" を略して fafrotskies となったのだそうです。

英語圏ではどの程度知られている言葉なのだろうと思い、Google 検索してみたところ、104件しかヒットしませんでした(当初の検索結果は271件なのですが、検索結果の最後のページまで行くと、実は104件しかないことが分かります)。日本語やアラブ語なども含めても、206件でした。英語圏でもマイナーな言葉のようです。

Wikipedia(英語版)には、Raining animals という項目で説明があります。この説明は充実しており、しかも画像付きなので、ファフロッキーズ現象に興味のある英語学習者にはおすすめです。今回の石川県の事例も載っています。私は、イギリスBBCへのリンクが貼られてあるのに、驚きました。BBCも、こうした現象を取り上げたことがあるんですね。

Raining animals
(新しいウィンドウで開く)

ちなみに、上の Wikipedia のページにもあるように、英語には、raining cats and dogs という成句があります。"It's raining cats and dogs." などと言う使い方をして、「土砂降りの雨だ」などという意味です。本当に猫と犬が降っているという意味ではありません。

2009年6月4日木曜日

bully magnet

面白い言い回しを知りました。

bully magnet

bully とは、いじめっ子のことです。magnet は磁石という意味ですが、そこから、磁石のように何かをひきつける人、物という意味もあります。

つまり、bully magnet とは、いじめっ子をひきつける子、「いじめられっ子」のことでしょう。

いじめられっ子の存在は、日本でも英語圏でも変わらないようです。

bully magnet と言えば、Newsweek に "Becoming A Bully Magnet - Why some kids grow up to be targets" という記事が、2008年10月7日掲載されました(電子版で確認)。いじめられっ子について学術的な観点からまとめられています。短い内容で、それほど難解な英文で書かれているわけでもないので、わりと楽に読むことができます。

最近、ある論文(いじめとは無関係の、ひきこもりに関する論文ですが)を読んでいたところ、「被虐的挑発」という言葉を知りました。もしかしたらいじめられっ子は、自分ではそういうつもりはないものの、いじめを誘発する言動をとってしまっているのかもしれないと思いました。

なお、私は子どもの頃、典型的ないじめられっ子でした。幼稚園から高校卒業までの13年間、私以上のいじめられっ子はこの目でほとんど見たことがありません。ですが、伝聞では、まだまだ私以上にひどいいじめを受けたという人の話も耳にしたことがあります。それぐらいのレベルのいじめられっ子でした。

今のいじめは昔のいじめと違って、いじめっ子といじめられっ子が簡単に入れ替わるという話をどこかで聞いた覚えがありますが、定かではありません。

あるイヤホンについて

Panasonic ステレオインサイドホン ブラック RP-HJE200-K今年2月に、新しいイヤホンを買いました。「Panasonic ステレオインサイドホン ブラック RP-HJE200-K」です。新しいイヤホンを買った理由は、それまで使っていたイヤホンが壊れたからです。

私はいつでもどこでも英語のリスニング・シャドウイングができるよう、携帯用「カセットプレーヤー」(古い)をあちこちに持ち歩いており、イヤホンは欠かせません。

このイヤホンは、私がそれまで使っていたもの(製品名知りません)に比べて明らかに音漏れがしにくいため、気に入っています。

ただ、一つだけ気になっていたことがあります。それは「イヤーピース」です。このイヤホンは耳の孔のサイズにフィットする「イヤーピース」(ゴムでできてる?)をとりつけて聴くタイプなのですが、このイヤーピース、何かの拍子に外れて無くなってしまわないかとかねてから心配していました。

使用4ヶ月目にして、心配していたことが起りました。あるとき気づいたら、イヤホンからイヤーピースが外れていた(どこかに落ちた)ということが、ここ最近何度かあったのです。結局、いずれの場合も無くした場所が室内だったため、よく探した結果イヤーピースが出てきたのですが、もしこれが屋外だったらどういうことになっていたのだろうかと思います。私はひきこもりとは言え、全く外出しないわけではないのです。

イヤーピースが無くなると、イヤホンは、ほとんど使えなくなってしまいます。イヤーピースには、2ペアあるので、1つなくしてもまだ大丈夫ではありますが…。

もっとも、早くもイヤーピースを落としてしまうのは、単に私の使い方が悪いだけなのかもしれませんが。

[関連記事]

◇ NHJの英語版、イヤホンニートひきこもりJournal 別館
↑ 姉妹ブログ。イヤホンを買った当初の記事です。