2011年8月25日木曜日

カシオ電子辞書XD-A10000

CASIO Ex-word 電子辞書 XD-A10000 フラッグシップモデル ツインタッチパネル 音声対応 150コンテンツ 日本文学300作品/世界文学100作品収録 Blanview (ブランビュー) カラー液晶搭載半年ほど前、念願の電子辞書を買いました。カシオの2010年フラッグシップモデルXD-A10000です。しばらく使ってきましたし、そろそろ使った感想等を書きます。

■ 製品選び

まず、どの電子辞書を買うかが問題でした。そこで、電子辞書メーカー各社のウェブサイトで製品の情報を集めました。結果、英語学習に適していて、さらに高校生モデルよりもさらに上のモデルという条件だとカシオやセイコーが充実していることが分かりました。そのうえで、自分の使用目的と収録コンテンツ、予算と価格を念頭に、最終的にカシオのXD-A10000に決めたわけです。

買った時期は、2011年1月の終わり頃です。新しい2011年モデルXD-B10000が出た時期を見計らって、旧モデルを買いました。新モデルの発売に合わせて、旧モデルの価格が下がることを狙ったのです。

■ 使った感想

電子辞書を使ったのは今回が初めてですが、やはり便利ですね。辞書を持ち運ぶことが多かった私にとっては、これでずいぶん持ち運びが楽になりました。また、もともと私は一つの単語を、複数の辞書で引き比べることが多いのですが、この電子辞書だとそれが簡単にできます。発音を聞くこともできますし。それから、最近の電子辞書は機能が充実していて、今では一つ一つの単語に書き込みをすることもできます(この機能は使っていませんが)。

ただ、難点もいくつかあります。第1に、一覧性の点では、紙の辞書に劣ることです。ページを開くと数多くの単語が瞬時に目に入る一覧性がないのはもちろんですが、それだけではありません。この電子辞書の場合、ある単語を引いた場合、その単語の用例やイディオム等を調べるには、さらに「用例 解説」ボタンや「成句 複合語」ボタンを押さなければ見ることができません(一部の辞書を除く)。特に、辞書を読むという使い方は、紙の辞書に比べるとしづらいです。第2に、収録コンテンツの中には、冊子媒体の辞書に比べると古いものが一部に含まれていることです。たとえば、私がよく使う『オックスフォード新英英辞典』は、紙のものは現在第3版が最新ですが、電子辞書では、電子化が間に合わなかったのか第2版が収録されています。これは、カシオの最新のモデルでもそうです。


なにはともあれ、この電子辞書は愛用しています。ただ、紙の辞書を完全に代替するものには私の場合なってはおらず、両者を併用しています。