2009年11月28日土曜日

英文メールの相手、男性か女性か?

拙いながらも英語でブログを書いている私は、ときどき海外の方から英文メールをいただきます。いただいたメールの内容を見ると、どうやら私が英語で書いているブログは意味が通じているらしいことが分かり、少しほっとします(英文ライティングは苦手なもので)。

ところで、そうした英文メールに返信をするとき、戸惑うことがあります。

先方のお名前から判断して、先方が男性か女性か、分からないことがあるのです。これだと、Mr. とお呼びすればよいのか、Ms. とお呼びすればよいのか、分かりません。

私の場合、先方のお名前と文面だけで性別を判断できないときは、先方のお名前をインターネットで検索します。特に、イメージ検索(Google 画像検索など)は便利です。イメージ検索で先方のお名前を検索したときに、女性の画像ばかり出てきたとか、その画像があるウェブサイトの内容から女性のお名前と判断できる場合、おそらく先方も女性なのだろうと推測できます。

良いことかどうかは分かりませんが、先方のメールアドレスをインターネットで検索するのも一つの手です。先方は、もしかしたらウェブサイトを持っているかもしれません。そのサイトの内容から、男性か女性かが判断できることがあります。

しかし、それでも、先方の性別が分からないことがあります。そうした場合、本当に困ってしまいます。Dear Sir or Madam も、この場合は変でしょうし。こうした場合の対処法は、私にはいまだに分かりません。

2009年11月5日木曜日

あるシャイな17歳からの相談

イギリスの新聞 Daily Telegraph のウェブサイトで、興味深い記事を見つけました。

現地時間2009年11月2日に掲載された(電子版で確認)"I’m a gay teenager in turmoil over my failure to make friends or start a relationship" という記事です。

友達作りができない、悩んでいるという17歳のシックス・フォーム・カレッジの男子生徒が、Lesley Garner 氏(ジャーナリスト、アーティスト)に相談をし、同氏が紙面上で答えるという内容です。

こうした人に対するアドバイスとなると、(少なくとも)私がよく見るのは、「お前は甘えている」などと相談者を非難し、自分自身が変わらないと事体は好転しないと指摘し、「自分を変えるよう努力しろ!」と説教をする(ただし、具体的にどう努力をすれば良いかは教えない)というものです。

これに対し、Garner 氏のアドバイスは違います。まず、"I am very sorry that you feel so confused and lonely..." と、相談者に共感の姿勢を示しています。その上で、相談者自身が変わるよう努力する必要があることを指摘しつつも、具体的にどう努力すればよいかを懇切丁寧に教えています。その努力の方法も、相談者の事情を考慮しない難しいものではなく、まずは易しいことから始められるものです。

もし私が同じような相談を受けた場合は、Garner 氏の対応を参考にしようと思います。

それにしても、この相談者、(友達がいないので)自由時間は、家でパソコンやゲームをするばかりだそうで、日本でいうひきこもりの気があるように感じます。日本のみならず、イギリスにもこういう若者がいるんですね。しかも記事を読む限り、相当数いるようです。