2010年1月29日金曜日

English Grammar in Use で、英文法を基礎からやり直してます

English Grammar in Use With Answers (Book & CD-ROM) : A Self-Study Reference and Practice Book for Intermediate Students of English , IntermediateEnglish Grammar in Use という本を読みすすめているところです。けっこう有名な本らしいです。

その名のとおり英文法の本です。英文法を一通り学び終えた中級者向けに書かれています。ただ、それほど高度なことが載っているわけではなく、基礎事項が多いです。内容は全て英語で書かれていますが、平易な英文です。ロングマンなどの中級者向け学習英英辞典を読みこなせるぐらいの人であれば、おそらく問題なく理解できるだろうと思います。

この本は、一つの文法事項を見開き1ページで取り扱っています。左側のページは文法事項の解説で、右側のページは問題演習という形式です。カラーで、イラストによる解説もあり、実に見やすいです。

私はしばらく文法の勉強をおろそかにしていたので、基礎事項の確認からやり直そうと思い、これを買いました。文法事項の解説を読むと、既に私が知っていることばかりで、楽勝と思いながら問題演習に移ったのですが、答え合わせをすると存外間違えてしまい、驚くとともに、「自分はこんな基礎事項も抜け落ちていたのか」とショックを受けました。

私が買ったものにはCD-ROMもついていたのですが、これはまだ見ていません(CD-ROMがついていないものもあります、そちらの方がやや安価です)。また、イギリス英語版とアメリカ英語版があるそうですが、私はそれを知らずに、イギリス英語版を買いました。

できるだけ毎日欠かさずこの教材を読み進めたいと思っています。この教材で勉強した成果は、私が書いている英語ブログ "Hikikomori - Social Withdrawal in Japan" で、少しずつではありますが出ているのではないかと思います(相変わらず、私の書く英文のレベルはひどいですが……)。

まだ全て読み終えていないのですが、読み終えればまた何か書くかもしれません。

2010年1月4日月曜日

やさしいひきこもり英語-gentleman, skeleton in the closet

■ gentleman

gentleman というと、「紳士」という意味がよく知られています。

実はこの gentleman には、「働く必要のない、高い社会階級に属する人」という意味もあります。ちゃんとした言い方をすれば、「有閑階級の人」となるのでしょうが。

働かなくても暮らしていけるという意味では、現代日本のニートと重なる部分もあるようにも思えます。もっとも、各種実態調査等によれば、ニートは必ずしも経済的に豊かな家庭から生まれるものではありません。玄田有史氏らが行った「青少年の就労に関する研究調査」(内閣府、2005年)によると、2000年代に入ると、ニートはむしろ経済的に貧しい家庭から多く生まれています。一方、厚生労働省が行った「ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究」(2007年)では、ニートを持つ家庭の経済状況は様々です。

なお、gentleman at large というと「定職のない人」、gentleman of the road というと「路上生活者」という意味です。どうして gentleman からこのようなイディオムが派生するのでしょうか。

■ skeleton in the closet(cupboard)

直訳すれば「戸棚の中のがいこつ」。しかしこれはイディオムで、「知られたくない家庭の秘密」のような意味です。

Every family has a skeleton in the cupboard「どんな家庭にだって、他人に知られたくない秘密がある」という文をよく見かけますが、この文章を検索すると、なぜか非英語圏のページがやたらとヒットします。

ひきこもっている息子というのも、隠しておきたい家庭の秘密でしょうね。私って、がいこつだったのでしょうか。