■ 邦訳書は出てなくても、英訳書が出ている場合がある
本は世界のいたるところで出版されています。日本で出版される本のほとんどは日本語で書かれているのでしょうが、アメリカやイギリスだと英語、ドイツだとドイツ語、フランスだとフランス語、中国だと中国語…等々、その国や地域によって、書かれている言語が異なります。
例えばドイツ語の本を読もうとしても、日本語を母語とする人の多くは読むことはできないでしょう(Amazon.co.jp などで入手だけはできるかもしれませんが…)。こうした人でも、邦訳書が出ていれば読むことができます。ただ、邦訳書が出ているドイツ語の本は、ごくわずかです。
邦訳書が出ていないドイツ語の本であっても、英訳書なら出ていることがあります。ドイツ語が読めなくても英語が読めれば、この本を読むことができます。
これはドイツ語の本に限らず、他言語の本についても同じ事が言えます。英語を勉強する効用の一つは、このように英訳書を読むことによって、他言語の本にも触れることができるという点です。
■ 日本語には訳せなくても、英語には訳してくれる翻訳サイト
私は現在、ドイツ語の本を少しずつ読み進めています(本当に少しずつなので、なかなか進まないのですが…)。
といっても、私はドイツ語はチンプンカンプンです。ですが、英語なら読めるので、ドイツ語の文章を翻訳サイトで機械的に英語に直して、なんとか読んでいます。
翻訳サイトは、Yahoo! Babel Fish を使っています。
Yahoo! Babel Fish
(新しいウィンドウで開く)
実は、日本には、ドイツ語を直接日本語に翻訳するサイトもあります。ですが、私はこのサイトを使ったことがあるのですが、これが実に読みにくい訳でした。ドイツ語を英語に訳した方がまだ読みやすいと(あくまで私は)感じたため、そうすることにしたのでした。ドイツ語は英語と同じインド・ヨーロッパ語族であり、親和性があります。ドイツ語を英語に訳す方が、日本語に訳すよりも訳しやすいのでしょう(たぶん)。
このほか、Yahoo! Babel Fish を使うと、日本語や中国語はもちろん、オランダ語、ロシア語、ギリシャ語といったややマイナーな言語(これらを母語とする方、ごめんなさい)も無料で英語に翻訳できます。しかし、これらマイナー言語を無料で日本語に翻訳するサイトは、私の知る限りありません。※
英語が読めれば、多くの他言語も読める、これも英語を読むことができる効用だろうと思います。
※ 追記です。Google 翻訳がありました。
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