Practical English Usage という、Amazon.co.jp のカスタマーレビューですこぶる評価の高い語法・用法の本を何年か前に知りました。私が私淑する英語の先生も、この本を使って解説されていたので、私もこの本を買ってみることにしました。
本の中身を読んでみると、英語の語法・用法が、的確に、かつ分かりやすく書かれてあると感じました。本の分量も688ページと、相当なものでした。オックスフォード大学出版局による英語の本ですが、平易な英文で書かれてあるので、読解にも手間取りませんでした。もともとこの本は、英語を第二言語とする人向けに分かりやすくまとめられたものと思われます。
しかし、このような好著を、私はしばらく部屋の奥に埋もらせてしまっていました。高いお金を払って買ったのに、宝の持ち腐れとはこのことです。
どうして埋もらせてしまったのかというと、この本の使い方がつかめなかったからです。後ろの索引から目的の項目を探して読むのか、前の項目別目次から目的の項目を探して読むのか、それとも、そうした「引く」読み方ではなく、最初から最後まで通読するのか。
語法・用法については、私がよく用いている『ウィズダム英和辞典』『ウィズダム和英辞典』など、学習用英和辞典や和英辞典にも詳しい解説が載っています(しかも日本人向けの解説!)。
そうして、つい学習英和・和英の方ばかりに目が行き、次第に Practical English Usage を使わなくなってしまったのでした。
しかし、今日この記事を書いたのをきっかけに、この本を読み返し、自分にとって効果的な使い方はないだろうかと考え直そうと思っています。
なお、この本には邦訳版も出ています。『オックスフォード実例現代英語用法辞典』という書名です。
1 件のコメント:
PEUをどうやって使うのかと思っています。色々載っているから通読も難しいかもと思うし。
それで使い方を検索して、ブログ主さんのこのブログをみました
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