面白い言い回しを知りました。
bully magnet
bully とは、いじめっ子のことです。magnet は磁石という意味ですが、そこから、磁石のように何かをひきつける人、物という意味もあります。
つまり、bully magnet とは、いじめっ子をひきつける子、「いじめられっ子」のことでしょう。
いじめられっ子の存在は、日本でも英語圏でも変わらないようです。
bully magnet と言えば、Newsweek に "Becoming A Bully Magnet - Why some kids grow up to be targets" という記事が、2008年10月7日掲載されました(電子版で確認)。いじめられっ子について学術的な観点からまとめられています。短い内容で、それほど難解な英文で書かれているわけでもないので、わりと楽に読むことができます。
最近、ある論文(いじめとは無関係の、ひきこもりに関する論文ですが)を読んでいたところ、「被虐的挑発」という言葉を知りました。もしかしたらいじめられっ子は、自分ではそういうつもりはないものの、いじめを誘発する言動をとってしまっているのかもしれないと思いました。
なお、私は子どもの頃、典型的ないじめられっ子でした。幼稚園から高校卒業までの13年間、私以上のいじめられっ子はこの目でほとんど見たことがありません。ですが、伝聞では、まだまだ私以上にひどいいじめを受けたという人の話も耳にしたことがあります。それぐらいのレベルのいじめられっ子でした。
今のいじめは昔のいじめと違って、いじめっ子といじめられっ子が簡単に入れ替わるという話をどこかで聞いた覚えがありますが、定かではありません。
0 件のコメント:
コメントを投稿